葉から抽出される精油には、どんな特徴があるの?
抽出部位「葉」ってどんな精油がある?
精油には「葉」から抽出されるものがあります。
アロマといえば、花っぽい香りを想像しませんか?
葉から抽出される精油は、そんな花の香りとは違った香りがします。
この記事では
- 葉から抽出される精油の特徴
- 葉から抽出される精油5選
を、ご紹介しています。
植物の葉には、先住民から重宝されてきた歴史や、人々の「生活の知恵」など、歴史が詰まっています。
精油を通して歴史に触れると、アロマテラピーはもっと楽しくなりますよ!
目次
葉から抽出される精油の特徴
葉から抽出される精油は、爽やかな香りが特徴です。
スーッとした香りや、どこか薬っぽい香り、シャープさ…
葉のさっぱりとした清潔感のある香りのものが多いです。
そんな葉から抽出される精油には
- ティートゥリー
- ゼラニウム
- ユーカリ・ラディアータ
- クラリセージ(葉と花)
- レモングラス
などがあります。
葉の精油:ティートゥリー
強い葉の香りが特徴のティートゥリー。
爽やかでさっぱりとした香りの中に、深みと重みを感じます。
まるで森林浴のような清潔でシャープさのある香りに惹かれる人が多いでしょう。
薬!って感じが僕にはします。
アロマテラピーでは、よく使われるティートゥリー。
ひとつは持っておきたい精油です。
葉の精油:ゼラニウム
花の香りの中に、洗剤のような清潔感を覚える香りが特徴的なゼラニウム。
花が特徴的なゼラニウムですが、精油は葉からも抽出されます。
バラっぽい香りにさっぱり感もあって、どこかに感じるフレッシュさ。
僕はゼラニウムの清潔感溢れる香りが好きです。
初心者でも使いやすいゼラニウム。
オススメの精油です。
葉の精油:ユーカリ・ラディアータ
薬を彷彿とさせる香りが特徴的な「ユーカリ・ラディア―タ」。
オーストラリアの先住民「アボリジニ」は、薬草として重宝していた歴史があるんだとか。
そのサッパリとして清潔感のある香りで、多くの人々を魅了しているユーカリ・ラディア―タ。
先住民から現代人の私たちと、時代を超えて愛されています。
ユーカリって、500種もあるんですって。
葉の精油:クラリセージ
ハーブ調のスッキリした香りが特徴。
スッキリした香りの中に、どこかナッツのような甘い香りもします。
「クラリ」というのは、ラテン語で「明るい」という意味を持つんだとか。
昔から「人を陶酔させるハーブ」と呼ばれていたとか。
古来から愛され、陶酔すると言われるほど魅力的なクラリセージ。
陶酔させるほどの香り…それだけで魅力的。
葉の精油:レモングラス
レモングラスは、イネ科の植物。
青々とした「ススキ」のような植物で、レモンのような香りがする事から、レモンの名がついているんだとか。
レモンの軽やかさと、青っぽい土っぽい重たさが混じった香りで、独特の存在感を放つレモングラス。
レモングラスは、タイやベトナムなどでは、肉や魚の臭み消しとして使われています。
トムヤムクンには欠かせないハーブです。
レモンみたいな香りもあるので、ルームスプレーに使っていいね!
レモンのような香りがしますが、光毒性がないのも嬉しい。
どこかアジアンチックな雰囲気もある精油です。
葉から抽出される精油は清潔感がある
葉から抽出される精油についてご紹介しました。
葉から抽出される精油の植物には、原住民から愛された歴史もありましたね。
葉の独特な清潔感や爽やかさは、昔から重宝されてきました。
精油を通して、植物の歴史を見ていくと、もっとアロマテラピーが楽しくなる感じがしませんか?
葉から抽出される精油を使ってみて、植物の歴史と香りを楽しんでみましょう!
葉以外から抽出される精油については、こちらの記事をご覧ください。