ココナッツオイルって何?
ココナッツオイルって、どうやって使うの?
アロマに使えるの?
ココナッツオイルって、どんなものか分かりませんよね。
僕もそうでした!
僕も以前は、ココナッツオイルの使い方が分かりませんでした。
そこでアロマテラピーの勉強や、ココナッツオイルの使い方を勉強すると、ココナッツオイルが使えるようになりました。
今では、ココナッツオイルを使って、アロマテラピーを楽しんでいます。
ココナッツオイルは、アロマテラピーでも使えるんです。
どうやって使うのか、どんな働きがあるのか…。
この記事では
- ココナッツについて
- ココナッツオイルについて
- ココナッツオイルがスキンケアに役立つ理由
- ココナッツオイルをスキンケアに使う方法
- ココナッツオイルを精油に希釈する方法
などを書いています。
この記事を読めば、今日からココナッツオイルをスキンケアに、アロマテラピーに使えるようになります!
さぁココナッツオイルについて知ってみましょう!
目次
ココナッツってどんな植物?
ココナッツは、ヤシ科の常緑低木または高木の一種です。
原産地は熱帯アジアであり、現在では世界各地の熱帯地域で栽培されています。
高さ15~30メートルに成長する大きな木。
幹はまっすぐで、葉は羽状で、長さは3メートル以上にもなります。
ココナッツの果実は、直径20~30センチメートルの球形で、重さは1~2キログラムにもなります。
果肉は白く、甘く、ココナッツミルクやココナッツオイルなどの原料にも。
ココナッツの殻は硬く、耐水性があり、さまざまな用途に使用されます。
ココナッツは
- 食品
- 飲料
- 化粧品
- 建築材料
- 燃料
など、多目的な植物として、世界中で利用されています。
経済的にも重要な存在のココナッツ!
ココナッツの成分
ココナッツの特徴的な栄養素は、中鎖脂肪酸です。
中鎖脂肪酸は、体内ですぐにエネルギーとして利用されるため、ダイエットや運動後の栄養補給に効果的と言われています。
また、中鎖脂肪酸は、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす働きもあるため、動脈硬化や心臓病の予防にも役立つとも言われているのです。
ココナッツの果肉には、ビタミンCやビタミンEなどのビタミン類も豊富に含まれています。
ココナッツの胚乳には、カリウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富。
カリウムは、血圧を下げる働きがあり、マグネシウムは、血糖値を下げる働きがあります。
食品としてもイイ事いっぱい!
ココナッツオイルって?
ココナッツオイルは、ココヤシの果実から採取される油脂です。
主な成分は中鎖脂肪酸で、常温で固形状。
ココナッツオイルの主成分は中鎖脂肪酸で、約60%を占めています。
ココナッツオイルのその他の成分としては、以下のようなものが挙げられます。
- 不飽和脂肪酸:約30%
- ビタミンE:約20mg/100g
- ミネラル:カリウム、カルシウム、マグネシウムなど
ただし、ココナッツオイルはカロリーが高いため、摂り過ぎには注意が必要です。
ココナッツオイルの製造方法
ココナッツオイルは、ココヤシの果肉から採取する方法で製造されます。
ココナッツオイルの製造方法として
- 圧搾法:ココナッツミルクを圧搾して、油分だけを採取する方法。
- 溶解法:ココナッツミルクを加熱して、油分だけを溶かし出す方法。
- 超臨界流体法:二酸化炭素を超臨界状態にして、ココナッツミルクから油分だけを抽出する方法。
などがあります。
精油の抽出方法に似ていますね
ココナッツオイルがスキンケアに役立つ理由
ココナッツオイルの多くを占めるのが「中鎖脂肪酸」。
中鎖脂肪酸とは、炭素同士の結合が単結合でつながった脂肪酸のことです。
ココナッツオイルに多く含まれるラウリン酸やミリスチン酸などが代表的な中鎖脂肪酸。
中鎖脂肪酸はスキンケアに役立つと言われています。
中鎖脂肪酸が肌にもたらす効果としては
- 皮脂膜の形成を助ける
- 抗菌・抗炎症作用
- 保湿効果
などがあると言われています。
皮脂膜の形成を助ける
中鎖脂肪酸は、皮脂膜の主要な成分であるセラミドの構成成分です。
皮脂膜の形成を助ける効果が期待されています。
乾燥肌や敏感肌の改善に役立つと考えられています。
抗菌・抗炎症作用
中鎖脂肪酸には、抗菌・抗炎症作用があるため、ニキビや肌荒れの予防に役立つと考えられています。
保湿効果
中鎖脂肪酸は、水分を保持する性質があるため、肌にうるおいを与える効果が期待されています。
中鎖脂肪酸の保湿効果によって、肌の水分保持力を高められるとも。
シワやたるみの予防に役立つと考えられています。
ココナッツオイルをスキンケアに取り入れる事で、肌のうるおいやハリを保つことに役立つと言われているのです。
ココナッツオイルでスキンケアする方法
ココナッツオイルでスキンケアをする方法は、以下のようなものがあります。
- 化粧水として
- 乳液として
- クリームとして
- トリートメントオイルとして
ココナッツオイルは、保湿効果が高く、肌にうるおいと言われています。
また、紫外線から肌を守る働きも。
化粧水として
ココナッツオイルを化粧水として使用する場合、手のひらで温めてから、顔全体になじませます。
ココナッツオイルは、常温で固形状のため、手のひらで温めることで、伸びやすくなるのでオススメです。
乳液として
ココナッツオイルを乳液として使用する場合、化粧水の後に使用します。
ココナッツオイルを顔全体になじませ、その後、クリームなどで仕上ると良いでしょう。
クリームとして
ココナッツオイルをクリームとして使用する場合、化粧水や乳液の代わりに使用します。
ココナッツオイルを顔全体になじませるように使いましょう。
トリートメントオイルとして
ココナッツオイルをトリートメントオイルとして使用する場合、顔や全身に使用できます。
ココナッツオイルを顔や全身に塗布し、トリートメントすると良いでしょう。
ココナッツオイルは、肌質を問わず、さまざまな肌に使用できるオイルです。
ただし、アレルギー体質の方は、使用前にパッチテストを行うなどして、安全性を確認してください。
パッチテストについて
パッチテストの方法は
- キャリアオイルを腕の内側に、少量塗布する
- 24時間様子を見る
肌が赤くなったり、かゆみなどの異常があれば、そのキャリアオイルの使用を控えましょう。
「植物性100%=安全」ではありません
ココナッツオイルで精油を希釈する方法
ココナッツオイルは、中鎖脂肪酸を多く含むため、保湿効果が高く、肌に浸透しやすいという特徴があります。
そのため、精油の有効成分を肌にしっかりと届けることが出来るのです。
精油とココナッツオイルを合わせて使うには、希釈します。
ココナッツオイルに精油を希釈する時には、濃度を守りましょう。
濃度の目安としては
- ボディ→精油1%濃度
- 顔→精油0.5%濃度
が良いです。
精油は1滴0.05ml。
ココナッツオイル10mlに精油を希釈する場合
- ボディ→精油2滴
- 顔→精油1滴
が目安です。
希釈したココナッツオイルで、ボディトリーメントをしたり、スキンケアをしたり、フェイスケアに使ったりと、ココナッツオイルの保湿効果を期待して使うと良いでしょう。
広がるアロマテラピーの楽しみ方
ココナッツオイルについて、ご紹介しました。
ココナッツオイルは単体でも使えますが、精油を希釈すると、もっと使い方が広がります。
ココナッツオイルがあれば、精油を混ぜ合わせると、全身のトリートメントやスキンケアなど、精油を肌に使う事出来るんですね。
精油を肌に使えるようになると、アロマテラピーの楽しみ方がグングン広がります。
さぁアナタもココナッツオイルを使って、もっとアロマテラピーを楽しみましょう!