フローラル系って、どんな特徴があるの?
フローラル系の精油って、どんなの?
精油はいくつかの系統で構成されているのを、ご存じでしょうか。
系統を知っていくと、それぞれに特徴があります。
この記事では「フローラル系」について特徴や主な精油をご紹介します。
フローラル系を知れば、アロマテラピーはもっと楽しめますよ!
目次
フローラル系って?
フローラル系は、甘く濃厚な香りがします。
まさに「花の香り」といった香りが特徴。
精油は花から抽出されるものが多く、甘めの香りは好む方が多いフローラル系。
上品で女性的な要素があるような香りで、老若男女問わず幅広い世代に好まれます。
好む方が多いのもあり、汎用性が高く、使いやすい系統がフローラル系の精油です。
フローラル系の精油
フローラル系の精油を5つご紹介します。
- ラベンダー
- ゼラニウム
- カモミール・ローマン
- ジャスミン
- ネロリ
です。
フローラル系の精油:ラベンダー
いわずと知れたアロマの代表格「ラベンダー」。
アロマの代表でありながら、フローラル系も代表するような存在のラベンダー。
トイレの芳香剤でも人気ですよね。
しかし、植物性100%のラベンダーは、馴染みの香りよりも深みがあり濃厚。
僕は迷ったらラベンダー!
アロマテラピーの原点にして「まずはこれ」というほど万能です。
フローラル系、いや、アロマテラピーを始めるにあたって、まずは手に入れたい精油です。
フローラル系の精油:ゼラニウム
「フローラル」でイメージする甘く優雅で花の香りがする精油「ゼラニウム」。
「フローラルといえば、こんな感じ」と言える香りです。
「ローズゼラニウム」とも呼ばれています。
ゼラニウムの和名は「ニオイテンジクアオイ」。
小さなピンクの花が咲き、葉がギザギザとしている多年草です。
華やかで甘く優雅な香りで、ディフューザーなど空間に拡散すると
ぽわ~とアガる感じがする!(個人的感想)
花の香りをしっかり楽しめるゼラニウム。
フローラル系でも人気のある精油です。
フローラル系の精油:カモミール・ローマン
白くて小さい花が咲く「カモミール・ローマン」。
ガーデニングでも人気のある花で、アナタもきっと見たことがあるでしょう。
多年草で世界中に広く自生しています。
同じ「カモミール」に「カモミール・ジャーマン」もあります。
「ローマン」は多年草ですが「ジャーマン」は一年草。
同じカモミールですが、分類上の属は異なります。
精油としては、ローマンもジャーマンも「フローラル系」。
ここで紹介する「カモミール・ローマン」は、甘酸っぱいリンゴのような爽やかなある香りが特徴。
カモミールはギリシア語で「地上のリンゴ」を意味だそう。
まさにリンゴに似た香り。
爽やかさが良いなぁーと思ってます。
花の上品で甘い香りが多いフローラル系の中でも、フローラル系を代表する爽やかさを持っています。
心地の良い感じがする、好む方が多い精油です。
フローラル系の精油:ジャスミン
強い甘みのある香りが特徴の「ジャスミン」。
甘美な香りの中に、フローラルな花の香りも感じ、どこかエキゾチックな雰囲気も感じます。
ジャスミンの精油は、花1トンから1kgしか取れないため、とても貴重で高価。
その香り高さと希少さから「香りの王」とも呼ばれています!
フローラル系を代表する「香りの王」ジャスミン。
ぜひとも手に入れたい精油のひとつです。
フローラル系の精油:ネロリ
ビターオレンジの花が咲く「ネロリ」。
和名は「橙(ダイダイ)」。
フレッシュで清々しく優雅で上品な香りが特徴です。
まさにフローラルな香りが特徴的!
量が多く採れないことから、貴重で高価なネロリ。
その甘美でフローラルな香りは、あのナポレオンやゲーテも愛したと言われています。
貴重で高価なネロリ。
清々しく優雅なネロリの香りを嗅げば、歴史上の偉人たちが愛してきた理由も分かるはず。
フローラル系を楽しめば、アロマテラピーはもっと楽しい!
フローラル系をご紹介しました。
数々ある精油の中でも、花の香りが強いフローラル系。
精油にはたくさんの種類があります。
フローラル系を知れば、他の系統の精油も知りたくなるはず。
その他の系統については、こちらの記事をご覧ください。
フローラル系を楽しめば、アロマテラピーはもっと楽しくなります。
ぜひ色んな精油を試して、あなただけのアロマテラピーライフを楽しみましょう!