樹木系の精油って、どんなのがあるの?
樹木系のアロマって、どんな香り?
アロマの中でも、特徴的な香りがある樹木系。
この記事では、樹木系の精油についてご紹介しています。
樹木系の精油を知ると、アロマテラピーがもっと楽しくなりますよ!
目次
樹木系精油の特徴
樹木系の精油は、文字通り木の香りがします。
まるで森の中にいるかのような、爽やかな香りが特徴。
入浴剤で「森林の香り」ってありますよね。
深みのある香りが多く、ちょっと苦手と思う方もいるかもしれません。
樹木系の精油の中には、虫が苦手な香りもあり、忌避としても使われています。
清涼感があり、清潔感も感じられる樹木系。
爽やかな香りで、古くから人々に愛されています。
樹木系の精油5選
爽やかなで清潔感を覚える樹木系の精油を5つご紹介します。
- ティートゥリー
- サイプレス
- ユーカリ
- シダーウッド
- プチグレイン
です。
樹木系精油:ティートゥリー
清潔感のあるフレッシュでシャープな香りが特徴の「ティートゥリー」。
オーストラリア原産の常緑樹。
オーストラリアの先住民「アボリジニ」が古くから万能薬として使っていたとか。
清潔感とシャープさがある木の香りで、薬!って感じだなぁ
「天然の抗生物質」とも呼ばれるほど、抗菌としてアボリジニがお茶にして飲んでいたという歴史もあるそうな。
アロマテラピーでは、よく使われるティートゥリー。
古くから愛され重宝されてきた奥行きのある香りを感じます。
ティートゥリーを嗅ぐと、万能薬として使われ、人々の生活を支えてきた、歴史の重みを感じられることでしょう。
樹木系精油:サイプレス
森の中にいるような爽やかさがあり、どこかスパイシーな香りが特徴の「サイプレス」。
和名は「イトスギ」。
僕はなんだか森林浴をしているような気分になります。
死の悲しみや恐れを乗り越える強さを与える、神聖な木として寺院や墓地に植えられたという歴史も。
古代より神聖な木として崇拝され、絵画にもなった歴史も深いサイプレスです。
樹木系精油:ユーカリ・ラディア―タ
香りはシャープ。
シャープで、なんだか薬草っぽさを感じられる香りです。
樹木系の精油らしい、清潔感があるのも特徴的。
僕はこの香りを嗅ぐと、なんか背がシャッキとするような感じがしますw
ユーカリは、オーストラリアの先住民「アボリジニ」が長く重宝していた植物。
実は500種もあるユーカリ。
そのシャープでクリアな香りは時代を超えて愛されています。
樹木系精油:シダーウッド
ドライさとスパイシーさが交錯し、なんだか神秘的な香りがする「シダーウッド」。
木の香り感が強く、強い香りが特徴。
樹木系の精油の中でも、ちょっと変わった香りの持ち主。
古代エジプトでは、防腐剤や虫よけとして使われすぎて、絶滅の危機にまでなったシダーウッド。
重宝されたシダーウッドの香りは、現代人の私たちでも、なんだか神秘的に感じでなりません。
樹木系精油:プチグレイン
爽やかな柑橘系ながら、ビターな香りで深みを感じる「プチグレイン」。
ビターオレンジの葉や枝から精油を抽出しています。
ちなみに、花から抽出すると「ネロリ」という精油になります。
昔は小さな実から精油を抽出していたため「小さな粒」という意味を持つ言葉の「プチグレイン」と名付けられています。
ネロリよりも安価で、使いやすく、スキンケアや香水の原料としても使われるプチグレイン。
爽やかな柑橘系の香りの中にある、独特なビターでどこかハーブのようなフレッシュさがあり、人気の精油です。
樹木系の精油を知ると、アロマテラピーはもっと楽しい!
樹木系の精油についてご紹介しました。
独特な木の香りで、楽器の「ベース」のような重さがある樹木系。
身近に多い樹木系は、古くから人々に愛され神秘的な意味を持つものが多くあります。
そんな樹木系の精油の香りを嗅ぐと、どこか古代の世界へタイムスリップしたような、感覚を覚えることでしょう。
樹木系以外の系統については、こちらの記事をご覧ください。
重く深く、ブレンドすると他の精油の良さを引き出してくれる樹木系。
樹木系の精油を知ると、アロマテラピーはもっと楽しくなりますよ!