花から抽出される精油って、どんなのがあるの?
植物から抽出される精油。
精油は植物によって、抽出される部位が違います。
植物によって、精油になる芳香成分が詰まっている部位が違うからです。
この記事では
- 花から抽出される精油の特徴
- 花の精油5選
など、抽出部位の「花」についてご紹介します。
目次
花から抽出される精油の特徴
花から抽出される精油は、文字通り「華やか」な香りが特徴的です。
花のあまーい香りや、ユリのような「花感」の香りなど、花の香りが鼻腔をくすぐります。
明るい気持ちになれるような香りなんですよねー(個人的感想)
そんな花から抽出される精油には
- イランイラン
- ラベンダー
- ローズマリー
- ネロリ
- ジャスミン
などがあります。
花の精油:イランイラン
黄色いイランイランの花から抽出されています。
ユリのような強い花の香りの中に、どこか漂う官能的で甘美な香り。
オリエンタル系に属しているイランイランですが、まさに東洋的なオリエンタルでエキゾチックな香りがします。
色んな精油がある中、僕が一番好きな精油です。
イランイランの香りの官能さから、インドネシアの方では、新婚カップルのベッドに「子宝に恵まれる」という意味を込め、イランイランを散らす風習があるんだとか。
魅惑的な香りで、人々を魅了するイランイラン。
セクシャルな意味合いを持つほど、官能的なイランイラン。
単体でもよし、ブレンドしてもよし。
ひとつは持っておきたい精油です。
花の精油:ラベンダー
いわずと知れたアロマの代表格「ラベンダー」。
トイレの芳香剤や玄関の芳香剤、入浴剤など、さまざまな場面で使われています。
好む方が多く、芳香剤でも人気の高いラベンダー。
植物性100%のラベンダーは、馴染みの香りよりも深みがあり濃厚。
「アロマテラピー」が生まれるきっかけとなった原点です。
アロマテラピーの基本ともいわれています。
迷ったらラベンダー!
というほど、定番でベースとなる精油ラベンダー。
深みがあり、馴染みもあるラベンダー。
まずは手に入れたい精油です。
花の精油:ローズマリー
煮込み料理などでも使われる「ローズマリー」。
花から抽出されると紹介していますが、実は葉からも精油が抽出されます。
花から抽出される精油には、結構「葉」から抽出される精油も多いので、一例として取り上げています。
ローズマリーの和名は「マンネンソウ」。
ほぼ一年中収穫でき、強い生命力と繁殖力があります。
青々しく強い爽やかな香りは、生のままでも十分感じられます。
精油としても、料理の臭み消しとしても愛されているローズマリー。
花と葉から抽出される精油で、爽やかさが感じられるハーブ系の精油です。
花の精油:ネロリ
ビターオレンジの花が咲く「ネロリ」。
和名は「橙(ダイダイ)」。
フレッシュで清々しく優雅で上品な香りが特徴です。
フローラル系にふさしい花の香りは、17世紀イタリア・ネロラ公国の公妃「アンナ・マリア」が愛したネロリの香り。
そのことから「ネロリ」の名がついたという説があります。
ネロリはあのナポレオンやゲーテも愛用したいわれる、世界最初の香水「ケルンの水」のベースにもなってるんだとか。
歴史が深い…!
多くの著名人が愛し、長年重宝されているネロリ。
歴史上の偉人達が嗜んだネロリ。
清々しく優雅なネロリの香りを嗅げば、長く愛される理由も分かるはず。
花の精油:ジャスミン
強い甘みのある香りが特徴の「ジャスミン」。
甘美がありどこかエキゾチックなジャスミンは「クレオパトラが愛した香り」と言われ、長く多くの人々を魅了してきました。
ジャスミンの精油は、花1トンから1kgしか取れないため、とても貴重で高価。
強い甘美な香り、そして採取量が少ない希少さから「香りの王」とも呼ばれるジャスミン。
ぜひ一度、試してみる価値のある精油です。
花の精油からアロマテラピーを楽しもう!
花から抽出される精油について、ご紹介しました。
花から抽出される精油は、どこか明るい感じがして、楽しくなる感じが僕にはあります。
花以外の部位から抽出される精油については、こちらの記事をご覧ください。
さぁアナタも花の精油を買ってみて、アロマテラピーをもっと楽しみましょう!